今年発売見込みのiPhone8が、拡張現実(AR)に対応する可能性が浮上してきました。ARソフトウェア開発キットや3Dマッピングなどが次期iPhoneと同時に発表されるかもしれません。
すでにAR開発に1,000人以上の技術者を投入か
投資銀行UBSのアナリストでApple情報に詳しいスティーブン・ミルノビッチ氏らはその裏付けのひとつとして、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)がさまざまな場面において、AR関連製品の開発に繰り返し言及していることを挙げています。
またミルノビッチ氏らが業界筋から入手した情報によれば、AppleはイスラエルにおけるAR開発プロジェクトに1,000人以上の技術者を投じているとのことです。
またイスラエルといえば、2015年にヘルツリーヤにオープンした施設で、iPhone8のハードウェアの開発が行われていると報じられたこともあります。
早ければiPhone8と同時に登場
AppleがAR関連企業をいくつも買収しているのも周知の事実です。代表的なものに、PrimeSense(イスラエル・テルアビブ)、Metaio(ドイツ)、RealFace(イスラエル・テルアビブ)があります。
UBSはこれらの情報から、Appleは早ければ今年発売の次期iPhoneと合わせて、新しいAR製品を発表するだろうと予想しています。具体的には「それほど高性能ではない3Dマッピングや、ARソフトウェア開発キット」を挙げています。
Source:BusinessInsider
Photo:YouTube(Snap)
(lunatic)