Appleが、非正規の業者で修理したり、他社製部品を使って修理したiPhoneも、購入後1年間の保証期間内であれば条件付きで修理を受け付けることにした、とMacお宝鑑定団Blogが報じています。
非正規修理のiPhoneもAppleでの修理が可能に!
従来、iPhoneはApple Storeや正規プロバイダ以外の、非正規の業者で修理した場合は、購入後1年間の保証期間であってもAppleでの修理が受け付けられませんでした。
また、純正品以外の部品を使って修理された場合も、Appleでの修理を受けることができませんでした。
Macお宝鑑定団Blogによると、今回のAppleの方針変更により、故障の原因が他社製部品以外によるものであれば、保証対象として修理を受けることが可能となります。
また、他社製部品による不具合が出ている場合は、有償での修理が受けられることとなりました。
ただし、メインロジックボードやLightningコネクタが他社製部品の場合や、機能上に問題のある他社製バッテリーなどの修理は断られる場合がある、とのことです。
なお、今回の修理ポリシーの変更は、今年2月に報じられたAppleの社内文書の内容が実行に移されたものと考えられます。
アメリカではAppleCare+購入可能期間を拡大
今回の変更により、ディスプレイの破損を街中のiPhone修理ショップなどで修理した場合でも、Appleでの修理が受けられることとなりました。
日常的に使うiPhoneだから、Appleによる純正修理の対象が広がったことは、iPhoneユーザーにとって安心材料が増えたと言えます。
最近、Appleはアメリカなどの国で、AppleCare+の購入可能期間を、iPhone購入後60日間だったのを1年間へと拡大しています(日本では30日のままで変更なし)。
AppleCare+の購入可能期間が拡大すれば、ユーザーの選択肢が増えるだけに、日本でも同様の変更がされることを期待したいところです。
Source:Macお宝鑑定団Blog
Photo:iFixit
(hato)