Appleは昨年秋頃から、米連邦通信委員会(FCC)に謎のワイヤレス端末の認可を申請、次世代Apple TVではないかと噂されてきました。
現地時間3月19日にFCCがその製品のユーザーマニュアルと写真を公開、正体が明らかになりました。
Appleは3回認可を申請
Appleの申請書には「ワイヤレス端末」とあり、低消費電力でBluetoothとNFCに対応と記されていたことに加え、昨年9月に最初の「A1844」の認可が申請されたあと、今年1月に「A1846」、さらに2月には「A1845」が申請され、最初の底面部と思われる形状がApple TVを連想させたため、「次世代Apple TVではないか」といわれていました。
A1844はバッジリーダー
しかしFCCが現地時間3月19日に公開したモデル番号「A1844」の写真とユーザーマニュアルによれば、同端末はドア部分に取り付けるバッジリーダーのようです。つまり入室時に従業員のバッジを読み取り、照合し、解錠するというセキュリティシステムです。
AppleはスマートホームのプラットフォームとしてHomeKitをリリースしていますが、自社でスマートロックなどの製品をリリースする計画は発表していないので、A1844は社内向けと思われます。もうすぐ従業員の移動が始まる新本社屋Apple Parkに導入される可能性もあります。
Source:Business Insider
(lunatic)