Amazonが早ければ現地時間5月9日に、人工知能搭載スピーカーEchoの新型を発表するかも知れません。米Wall Street Journalが報じています。
新型Echoはタッチスクリーンを搭載
新型Echoは7インチのタッチスクリーンを搭載しており、口頭での質問に対する答えをスクリーンにも表示可能となるため、回答が長い場合はよりわかりやすくなりそうです。またIP電話による通話も可能になる模様です。
Amazonは数ヶ月前よりベータ版のテストを、従業員を対象に実施しており、早ければ6月初めには新型Echoを出荷開始する見通しだ、とWSJは伝えています。
新型Echoは200ドル以上になる?
現行のスクリーン非搭載のEchoはこれまで180ドル(約2万円)で販売されていましたが、現在は150ドル(約17,000円)に値引きされています。Amazonは4月末に、カメラを搭載した(スクリーンは非搭載)「Echo Look」を発表、一部ユーザーを対象とした限定販売を行っています。
新型Echoの価格は200ドル(約23,000円)以上となる見通しです。
参入相次ぐ人工知能搭載スピーカー市場
人工知能搭載スピーカーといえば、Appleが現在Siri搭載スピーカーを開発中で、6月開催の世界開発者会議(WWDC)で発表するとの説が濃厚となっています。
GoogleもGoogle Homeを展開しているほか、Microsoftも現地時間8日に、Skype通話が可能で、MSの音声アシスタントCortanaを搭載したスマートスピーカー「Invoke」を発表しました。製造はSamsung(Harman Kardon)が行っており、今秋発売見込みです。
Source:Wall Street Journal via 9to5Mac
(lunatic)