アップルのティム・クックCEOが、アメリカの経済誌Fortuneが選ぶ「世界の偉大なリーダー50人」で1位に選出されました。
「世界の偉大なリーダー50人」トップにアップルのクックCEO
Fortuneが発表した「世界の偉大なリーダー50人」の2015年版で、アップルのティム・クックCEOが1位に選出されました。
Fortuneはクック氏について以下のように評価しています。
伝説的存在だったスティーブ・ジョブズ氏の死後、約3年半にわたってアップルを力強く率いてきた。同社の株価は最高値を更新しており、Apple PayやApple Watchで見せたイノベーションに意欲も示している。自身がゲイであることを公表するなど、クック氏の社会的存在感も増しており、世界的なロールモデルとなっている。
また、クック氏は自身の持つ約143億円の全資産をすべて寄付する意向を明らかにしています。今年1月には、アップルの従業員満足度が非常に高く、クック氏への信頼も厚いことを示す調査結果も公表されています。
日本人は生態学の権威がランクイン
「世界の偉大なリーダー50人」には、23位にテスラ・モータスのイーロン・マスクCEO、25位にFacebookのマーク・ザッカバーグCEO、27位にAmazonのジェフ・ベゾズCEO、44位にUberのTravis Kalanick氏などが入っています。
日本人で唯一ランクインしたのは、50位に入った地球環境戦略研究機関国際生態学センター長で、生態学の権威である宮脇昭氏でした。宮脇氏は、植樹に関する研究と実践で知られ、津波対策の防潮堤としての植樹も提唱しています。
参照元:Fortune
執 筆:hato