Appleは新たに「ビンテージ製品とオブソリート製品」の項目に、iPhone3GSなどを追加しました。このカテゴリー対象となった製品は、ハードウェアサポートが終了します。
初めて「S」の付いたiPhone3GS
ニュースサイト9to5Macによると、Appleは6月30日をもって、「ビンテージ製品とオブソリート製品」のカテゴリーに、MacBook Air(11-inch, Mid 2011)やMacBook Pro(17-inch, Mid 2009)、AirPort Express(802.11n 第1世代)、iPhone3GSなどを加える予定のようです。
「ビンテージ製品」とは製造中止から5年以上7年未満の製品、「オブソリート製品」とは製造中止から7年以上が経過した製品のことを指します。
アメリカの一部州では、ビンテージ製品の場合でも規定に合致すれば修理を受け付けてもらえますが、日本ではビンテージ製品もオブソリート製品扱いとされ、製造中止から5年が経過した時点で一切のハードウェアサポートが終了します。
今回、新たに日本でビンテージ製品/オブソリート製品扱いとなるデバイスは以下の通りです。
- MacBook Pro (17-inch, mid 2009)
- MacBook Air (11-inch, Mid 2011)
- MacBook Air (13-inch, Mid 2011)
- MacBook Pro (13-inch, Late 2011)
- MacBook Pro (15-inch, Late 2011)
- MacBook Pro (17-inch, Late 2011)
- AirPort Express (802.11n 第1世代)
- iPhone3GS (16GB/32GB)
2009年に登場したiPhone3GSは、名称に「S」がつく初めてのiPhoneです。
Sが何を意味するかについてはシリーズ毎に諸説ありますが、iPhone3GSについて言えば、リリース時にAppleのフィル・シラー副社長が「Speed」のSだと言明しています。また、iPhone4Sは「Siri」のSだと、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が述べています。
Source:9to5Mac
(kihachi)