8月25日に発生し、国内全体に影響の出た大規模なネット接続障害について、Googleがネットワーク機器の誤操作が原因と認めて謝罪している、と朝日新聞などが報じています。
25日の午後、日本全国で発生した通信障害
25日の昼過ぎから発生した大規模なネット接続障害は、Googleが間違ったネットワークの経路情報を7万件以上配信したことによるもので、その多くはOCNに関するものだったため、特にOCNのネットワークへの影響が大きかった模様です。
他社のネットワークもOCNの影響が波及し、接続障害が発生したため、日本全国の幅広い分野で、ネット接続に問題が生じる事態に至りました。
障害は、ソフトバンク、au、ドコモといった大手キャリアの通信のほか、LINEやJR東日本のモバイルSuica、各種アプリにも及びました。
Google「誤操作が障害の原因」
朝日新聞の取材に対してGoogle日本法人は、ネットワーク機器の誤操作により、ネット回線の接続経路に関する情報に間違いがあったのが障害の原因であったことを認めて謝罪、今後、再発防止に取り組むとコメントしています。
Googleは「設定の間違いは8分以内に修正した」と説明していますが、多くのサービスでその後、数時間にわたって影響は続きました。