9月の公開が見込まれるiOS11では、32ビットアプリが動作しなくなるため、18万本を超えるアプリが使えなくなる、とのデータが発表されました。使えなくなるアプリは、設定アプリから簡単に確認できます。
iOS11で使えなくなるアプリは全体の約8%、18万本超
6月のWWDC 17で発表され、現在開発者向けベータが公開されているiOS11は、例年どおりなら9月に正式版が一般ユーザー向けに公開されます。
iOS11では32ビットアプリが動作対象外となるため、App Storeで公開されている約240万本のアプリのうち約8%に相当する、18万7,000本もの32ビットアプリが使えなくなる、とアプリ専門調査会社Sensor Towerの共同創業者、オリバー・イエー氏が推計しています。
32ビットアプリの大半がゲームアプリですが、根強い人気を誇るアプリも少なくありません。
iOS11で使えなくなる32ビットアプリは簡単に確認可能
Appleは、今年1月に公開したiOS10.3のベータ版で32ビットアプリが将来的に使えなくなると注意喚起を開始し、6月には32ビットアプリはApp Storeの検索結果に表示されなくなりました。
iPhoneに入っている32ビットアプリは、設定アプリから「一般」>「情報」>「App」と辿ると、簡単に確認できます。
なお、macOSでは、iOS11と同時に公開されるmacOS High Sierraが、32ビットアプリが動作する最後のOSであることも発表されています。
Source:Business Insider
(hato)