Appleが公式サポートページを更新し、「iOS11に備える」を追加しました。iOS11にアップデートする前に確認しておくべきことがまとめられています。
iOS11に向けて準備すべきこと
Appleはサポートページで、9月の一般公開が見込まれるiOS11にアップデートする前に準備しておくべきことを案内しています。
「互換性を確認する」
「互換性を確認する」では、iOS11をインストール可能な端末が確認できます。iPhoneなら2013年のiPhone5s以降のモデルが対象端末となっています。
本稿執筆時点で確認できる、iOS11が利用できる端末は以下の通りです。
iPhone | iPhone7 iPhone7 Plus iPhone6s iPhone6s Plus iPhone6 iPhone6 Plus iPhone SE iPhone5s |
---|---|
iPad | 12.9インチiPad Pro(第2世代、第1世代) 10.5インチiPad Pro 9.7インチiPad Pro iPad Air 2 iPad Air iPad(第5世代) iPad mini 4 iPad mini 3 iPad mini 2 |
iPod | iPod touch(第6世代) |
「バックアップを作成する」
「バックアップを作成する」では、iCloudと iTunesそれぞれのバックアップ方法について解説されています。iCloud と iTunesで、バックアップがどう違うかを説明したページにもリンクしています。
特に、アクティビティやヘルスケア、キーチェーンなどのデータをバックアップしたい場合は、iTunesで暗号化してバックアップしておく必要があるのでご注意ください。
「パスコードを確認する」
「パスコードを確認する」は、iOS11のアップデート時に入力を求められるパスコードを忘れてしまった場合の対処方法が紹介されています。
「Apple ID を確認する」
「Apple ID を確認する」では、iOS11へのアップデート後にログインし、Appleの各種サービスを使うのに必要なApple IDについて解説したページにリンクしています。
iOS11では使えないアプリも
100以上の新機能や新デザインが採用されるiOS11は、現在、開発者向けベータと登録ユーザー向けパブリックベータが公開されています。
9月12日の開催が有力視される新型iPhone8の発表イベントと発売日の間に、iOS11の正式版が公開されると考えられます。
iOS11では、32ビットアプリが使えなくなり、その数は全体の約8%、世界で18万本以上にのぼります。
設定アプリから簡単に確認できるので、お手持ちのiOSデバイスに32ビットアプリが入っていた場合は代替アプリを探すなどの対策を取りましょう。
Source:Apple
(hato)