米アラバマ州に位置するオーバーン大学のコマーシャルに、大物が登場です。Appleの最高経営責任者(CEO)であるティム・クック氏が、母校を代表する卒業生としてゲスト出演していたことが分かりました。
iPad越しに母校のチームを応援!
公開された動画は2本。
1つ目は、iPadでアメリカンフットボールのチームを応援している動画です。オーバーン大学はアメフトの強豪校としても知られています。観衆に混じってiPadで参戦するあたりが、AppleのCEOらしいと言えますね。
そして2つ目は、母校で開かれた講演会で、在学当時の思い出や自由な校風をアピールする動画です。ティム・クック氏はオーバーン大学で生産工学の学位を得たのち、アイビーリーグの1つとして名を知られるデューク大学で経営学の修士号(MBA)を取得しています。
オーバーン大学で過去に何度か講演
これらの動画がいつ撮影されたものかは明らかにされていませんが、講演会について言えば、ティム・クック氏は何度かオーバーン大学でスピーチしていることが分かっています。
「私はさまざまな種類の差別を目の当たりにし、経験してきた。そうした差別の根源はすべて、多数派とは違う人たちへの恐怖にあった」とは、2013年12月の講演会での発言です。この10カ月後に、クック氏は自らがゲイであることを告白しました。
また、2010年の学位授与式の際には、
大抵の人々は、直感について運や信仰に頼るのと同じようなものだと考えている。だが私なりに言わせてもらえば、これほど間違ったことはない。直感は、あなたが通り過ぎるべく開かれているドアの存在を教えてくれるのだ。だが、ドアの向こうにあるものまでは用意してくれない。
と、自らがAppleに入社した時の感覚を思い出しながら、熟慮した上で決断することの重要性を語っています。
Source:Apple Post,CNN
(kihachi)