Appleが、iPod nanoの第6世代を、ハードウェアサービスの対象外となる「オブソリート製品」に追加したことが分かりました。2010年から2012年に販売された同モデルは、正方形のタッチパネルが特徴でした。
正方形のiPod nano、製造終了から7年経過でオブソリート製品に
Appleが第6世代iPod nanoを8月30日付けでオブソリート製品のリストに追加した、と米メディアMacRumorsが報じています。
オブソリート製品とは、製造中止から7年以上が経過した製品で、Appleによるハードウェアサービスの対象外となります。
2010年に発表された第6世代iPod nanoは、本体内蔵スピーカーもなく、正方形のタッチパネルだけという思い切ったユーザーインターフェイスと、コンパクトな正方形のデザインが特徴的なモデルです。
サードパーティからは、腕時計のように装着できるバンドなどのアクセサリーも発売されていました。
7月にはiPod nanoとiPod Shuffleの販売が終了
今年7月には、AppleがiPod nanoとiPod Shuffleの販売を終了しました。これは、Appleが音楽プレーヤーをApple Musicに対応したハードウェアに絞り込む方針を示したものと考えられます。
なお、2015年にApple Musicのサービスが開始された時点で、Apple Musicの楽曲はiPod nanoとiPod Shuffleには転送できない仕様となっていました。
Source:MacRumors, Apple「ビンテージ製品とオブソリート製品」
(hato)