アップルの新しい12インチのRetinaディスプレイを搭載したMacBookは、公式には今月10日に発売が開始されますが、新たに公開されたベンチマークテストの結果から、その性能は2011年のMacBook Airと同等であることが判明しました。
新しいMacBookで、プロセッサに1.1GHzのIntel Core M-5Y31を搭載したエントリーモデルのベンチマークを2回調べた結果、スコアはデュアルコアで1924と2044、マルチコアで4038と4475でした。
新しいMacBookはエントリーモデルの位置付け
先日のイベントで同時に発表された2015年モデルのMacBook Airのエントリーレベルのモデルは、プロセッサに1.6GHzのIntel Core i5を搭載しており、同じくベンチマークの結果は、デュアルコアで2881、マルチコアで5757という結果になっています。
新しくMacBookは、パフォーマンスでは2011年にリリースされた、1.8GHzのCore i7プロセッサを搭載した、MacBook Airのハイエンドモデルと同等となっています。しかし、今回のベンチマークでは測定されていませんが、グラフィック性能は2011年MacBook Airよりも優れていると予想できます。
グラフィックスとSSDは改善され性能は向上
今回、2011年MacBook Airと同じようなベンチマークの結果が出ていますが、グラフィックコントローラーにIntel HD 5300を採用し、SSDを改善していることを考えると、実際のパフォーマンスは2011年MacBook Airを上回ると予想されます。
CPUはアップグレードが得策か
アップルは今回の新しいMacBookでは2種類のプロセッサのアップグレードオプションを準備しています。一つはハイエンドモデルの1.2GHz、もう一つはBTOによる1.3GHzのプロセッサアップグレードで、ともにエントリーモデルの1.1GHzよりもパフォーマンスが向上します。
参照元 : MacRumors、http://iphone-mania.jp/news-67629/
執 筆 : リンゴバックス