先日行われた新作発表会で明らかになったiPhoneのうち、すでに発売済のiPhone8/8 Plusと異なり、iPhone Xだけは発売日が11月3日となっています。したがって、ベゼルレスデザインで有機EL(OLED)ディスプレイを採用、顔認証であるFace IDを搭載といった基本的な特長は分かっているものの、バッテリー容量など詳細なスペックなどは判明していません。しかし、新たに中国の認証機関TENAAに、iPhone Xに関するスペックが登録されていたことが分かりました。
iPhone8 Plusよりバッテリー容量は増加か
TENAAに登録された情報によると、iPhone Xのバッテリー容量は2,716mAhとなるようです。これは、2,691mAhのiPhon8 Plusよりも多い数字です。
モデル | 駆動時間(通話) | 駆動時間(インターネット) | バッテリー容量 |
---|---|---|---|
iPhone X | 最大21時間 | 最大12時間 | 2,716mAh? |
iPhone8 Plus | 最大21時間 | 最大13時間 | 2,691mAh |
iPhone8 | 最大14時間 | 最大12時間 | 1,821mAh |
iPhone7 Plus | 最大21時間 | 最大13時間 | 2,900mAh |
iPhone7 | 最大14時間 | 最大12時間 | 1,960mAh |
iPhone8 Plusよりもバッテリーが多いのにもかかわらず、iPhone Xと駆動時間が変わらない点は、iPhone Xがバッテリーを消耗しやすい設計となっているからでしょう。実際、Face IDやアニ文字などはA11 Bionicチップをフルに駆使すると言われています。
未発表のローズゴールド?
TENAAに登録される情報は、必ずしも正しいとは言えず、すでに明らかとなっている情報と矛盾するパターンも往々にしてあります。
しかし、先日話題となったiPhone8/8 Plusに関するバッテリー容量の情報は、iPhone8 Plusこそ誤っていたものの、iPhone8については登録されていた1,821mAhと実際に一致していました。
興味深いのは、カラーバリエーションがブラック(黒:実際にはスペースグレイ)、ホワイト(白:実際にはシルバー)に加えて、ローズゴールド(玫瑰金)の3色展開となっている点です。発表されているモデルは、スペースグレイとシルバーの2種類のみであり、TENAAに登録された情報が誤っているのか、それとも将来的に発売される見込みがあるのかは分かりません。
せっかく人気色だったローズゴールドなだけに、iPhone7シリーズで終わらせてしまうのはもったいないですよね。
Source:Twitter
(kihachi)