なかなか実現することのない、iPhone向けのApple Pencilですが、ディスプレイ領域が拡大傾向にあるなか、改めてAppleも搭載を検討しているのでしょうか。iPhoneと思わしき端末をスタイラスペンで操作する特許を、新たにAppleが申請しています。
iPhone専用Apple Pencil?
米国特許商標庁(USPTO)に公開された特許は「位置ベースのスタイラス」と題されており、タッチスクリーン上でスタイラスの位置を特定する効率的な方法を示した内容となっています。
しかし、一緒に公開された画像を確認する限り、示されているのは明らかにiPhoneと小型のApple Pencilです。このことから、少なくともAppleがスマートフォンをスタイラスで操作することを想定しているのは確かでしょう。
これまでの報道とも一致か
創業者でスティーブ・ジョブズ氏の「反スタイラス」を忠実に守っているのか、Apple Pencilが現在対応しているのはタブレットであるiPad Proのみですし、AppleもApple Pencilをスタイラスではなく「鉛筆(Pencil)」だと強調してきました。
しかし、これまでにもiPhoneに対応することを想定する特許がいくつか登場しているほか、2016年にはティム・クック最高経営責任者(CEO)も、今後Apple PencilがiPhoneに対応する可能性を示唆しています。
また、先日にはAppleの関係者が「Appleはスタイラスペンとセットになった新型iPhoneの開発を行なっており、早ければ2019年に発売する」とも明かしています。
2019年と言えば、折りたたみスマートフォンの登場が本格的に予期されている年です。もしかすると、大画面のiPhone登場に合わせ、新型Apple Pencil(あるいはApple Pencil以外のペン)が登場するのでしょうか。
Source:9to5Mac
(kihachi)