2018年6月に発表されるであろうiOS12で実現して欲しい新機能などのアンケート結果を、iOS News And Moreがランキング形式で発表しています。
iOS12で実現して欲しい機能の投票結果
iOSの次世代バージョンとなるiOS12は、例年どおりなら2018年6月に開催される世界開発者会議(WWDC 18)で発表され、2018年9月に一般向けに公開されると考えられます。
SNSを中心に活動する米メディアiOS News And Moreが、読者による「iOS12で実現して欲しいこと」の投票結果を発表しました。
1位:「新しいデザイン」11.0%
iOSシリーズのデザインは、フラットデザインを導入した2013年のiOS7以降、大きな変更は施されておらず、いくつかの標準アプリのデザイン変更にとどまっています。そろそろ新デザインが見たい、という回答がトップとなりました。
2位:「ダークモード」10.8%
iOS11では、設定アプリから「色を反転」を選択することで、ダークモード風のインターフェイスが利用可能です。iOS12では、コントロールセンターから簡単に操作できたり、周囲の明るさに反応して自動でダークモードに切り替わったりする機能に期待したいところです。
なお、iPhone Xに搭載された有機EL(OLED)ディスプレイは、「黒」を表示するのにバッテリーを消費しない特性があるため、省電力化にも効果が期待できます。
3位:「アプリごとにTouch IDかFace IDでロック」8.0%
アプリごとに、Touch IDかFace IDを使ってロック/ロック解除ができれば、データの安全性が一層高まると考えられます。この機能は、現時点ではごく一部のアプリのみが対応しています。
4位:「パフォーマンスや安定性の向上」8.0%
目立つ新機能はいらないから、iOS12にはキビキビと安定して動いてほしい、という声が8.0%の回答者から寄せられています。
5位:「新しい通知」7.8%
現在のデザインでは、複数のアプリで通知をそれぞれ複数回受け取ると、通知センターがゴチャゴチャになってしまいます。アプリごとに整理された通知なら、スッキリ見やすいはずです。
6位:「iPhoneでのSplit View」7.1%
iOS11では、iPad用のユーザーインターフェイスが強化されました。iPhoneシリーズの画面がさらに大型化すると予測されている中、iOS12ではiPhoneでも複数アプリのウィンドウを並べて表示できるSplit Viewに対応すれば、利便性の向上が期待できます。
その他の改善
- ボリューム表示をステータスバーに組み込む:6.2%
- グループでのFaceTime通話:3.9%
大きくて目立つボリューム表示を、ステータスバーに組み込むデザインは、YouTubeアプリで実現しています。
- 新しい壁紙:4.8%
- 標準アプリアイコンの刷新:4.3%
- コントロールセンターの改善:3.4%
- カメラアプリ内で設定変更を可能に:2.0%
iOS11で刷新されたコントロールセンターですが、使い勝手の改善を望む声もあります。
設定アプリを開かなくてもカメラの設定を変更できると便利です。
OLEDの特性を活かした常時オンディスプレイも良さそう
iOS News And Moreは、黒を表示するのに電力を消費しないOLEDの特性を活かし、いつでも時計を確認できる、ディスプレイを常時オンに設定できる機能を提案しています。
iOS12の発表まで、あと半年!
通常のスケジュールなら、2018年6月にWWDC 18が開催され、開発者向けにiOS12のベータが発表される見込みです。
あと半年ほどで発表されるiOS12で、どんな新機能や新デザインが採用されるか、今から楽しみになりますね。
Source:iOS News And More
(hato)