アップルのiPhoneにCMOSカメラセンサーを供給するソニーは、CMOSセンサーの製造ラインを拡張すると発表しています。製造ライン拡張についての発表は、今年に入って2度目となります。
長崎と山形の製造ラインを増強
ソニーは450億円を投資し、長崎と山形の製造ラインを増強する模様だとブルームバーグが伝えています。ソニーは2月にも8億7,260万ドル(約1,046億円)をCMOSセンサーの製造ラインに投資すると発表していました。
iPhoneの売上が大きく貢献
ソニーは売上成長が続くiPhoneのカメラセンサーをアップルに供給するメインのサプライヤーであり、アップルは直近の四半期で前年比46%増となる、7,450万台のiPhoneを販売しています。もちろん、その他の要因も考えられますが、今回の投資にiPhoneの売上が大きく貢献していることは間違いありません。
次期iPhone6sでもメインサプライヤー
今秋リリースが予想されている次期iPhone6sではデュアルレンズカメラが搭載され、光学式ズームが可能になるといわれています。現在のiPhone6/6 Plusに採用されているデジタルズーム機能では画像の細部が失われ、再現性に欠けるといわれており、光学式ズームの採用に期待されています。
参照元 : Apple Insider
執 筆 : リンゴバックス