CM総合研究所は、2017年度のCM好感度ランキングを発表しました。トップはauの「三太郎<」シリーズで、3年連続のナンバーワン獲得となりました。2位がNTTドコモ、3位がソフトバンクと、トップ3が大手携帯キャリアで占められています。
2017年度CM好感度ランキング、トップ3は大手携帯キャリア
2017年度のCM好感度ランキングは、2017年度(2016年11月度〜2017年10月度)に放映された全7,350銘柄のCMから、好感度上位をまとめたものです。
1位:au(KDDI)
2015年度にトップを獲得したauの「三太郎」シリーズは、2016年度も続いてトップに輝き、今回で3年連続のトップとなりました。
本年度で46作品を放送したauのCMについてCM総合研究所は、三太郎と乙姫、かぐや姫に新キャラクター「織姫」が加わって「三姫」となりパワーアップしたことを高評価の要因として挙げています。
2位:NTTドコモ
2位のNTTドコモは、昨年の3位から順位を上げました。新聞記者シリーズに今年大ブレイクしたブルゾンちえみさんを起用して話題になったたほか、サービス開始25周年を記念して人気バンドMr.ChildrenとコラボしたCMが高く評価されました。
3位:ソフトバンク
ソフトバンクは、「白戸家」シリーズの終了を思わせるCMが注目を集めました。白戸家シリーズ10周年の歴史は、映画化もされています。
このほか、映画シン・ゴジラとのコラボや、ジャスティン・ビーバーさんとピコ太郎さんの共演といった、その時々の旬な顔ぶれが登場しました。
4位以下にもスマートフォン関連が3本ランクイン
4位のタウンワークをはさんで、5位にワイモバイル、6位にはUQ mobile、そして9位には「Galaxy S8・S8+」がランクインしており、トップ10のうち6銘柄をスマートフォン関連CMが占めています。
5位:ワイモバイル
昨年末の「PPAPダンス」が大ヒットし、最近は新シリーズも追加されています。
6位:UQ mobile
印象的な「UFO」の音楽に合わせて3姉妹が登場するシリーズに、藤原紀香さんがゲスト出演する作品のヒットで、初のトップ10入りを果たしました。
9位:Galaxy S8・S8+
アメリカではiPhone XをディスったCMが話題になったSamsungのGalaxy S8・S8+ですが、日本国内ではBUMP OF CHICKEN の楽曲「リボン」とキャッチコピー「昨日までを、超えてゆけ」とともにタイムトラベルする映像が好評で、初のトップ10入りを果たしました。
Source:CM総合研究所
(hato)