NTTドコモ(以下ドコモ)は16日、iPhone7、iPhone8、iPhone Xなどの一部機種を対象として、月々サポートの増額を発表しました。これによって月々の割り引き料金が増額となるので、実質的な端末の値下げとなります。
iPhone7シリーズの割り引きが目立つ
月々サポートは、購入日の翌月を1カ月目とし、機種ごとに設定された金額を最大24カ月間、通信料金から割り引くドコモのサービスです。
例えば、iPhone X 64GBの月々サポートは従来であれば月額2,358円となっていましたが、新たなドコモの施策では月額2,376円へと増額されます。
特に注目を集めるのは旧モデルで、iPhone7 32GBでは従来の月額2,781円から月額2,997円へと、大幅な割り引きが行われています。月々216円の割り引き増額となるので、従来と比較して、最大で5,184円(24カ月)が更に割り引かれる計算です。
これによって、iPhone7 32GBの実質負担金は月額432円(24カ月で総額10,368円)となります。
MNPでの増額はiPhoneの最新モデルのみ
注意したいのは、月々サポートの増額キャンペーンが適用される条件が、iPhoneの機種ごとに異なっている点でしょう。
iPhone8/8 Plus、iPhone Xであれば、全モデルが「MNP(他社からの乗り換え)」「新規(追加)契約」「機種変更(Xi→Xi)」のいずれの場合でも増額となりますが、iPhone7/7 Plusの場合は「MNP(他社からの乗り換え)」のみ対象外です。
また、今回のドコモによる新たなキャンペーンを受け、ライバルキャリアであるソフトバンクの月月割や、KDDI(au)の毎月割がどうなるのかも注目したいところです。
Source:NTTドコモ
(kihachi)