インターネット回線速度計測サービスSpeedtestを提供するOoklaが、11月度の世界のモバイルと固定回線の回線速度データを公開しました。モバイル回線の下り速度の世界平均は20.28Mbpsで、日本は21.67Mbpsで55位でした。
モバイル回線の世界平均速度、下りは20.28Mbps
Ooklaが公開した2017年11月度のSpeedtest Global Indexによると、モバイル回線速度の世界平均は、下り(ダウンロード)は20.28Mbps、上り(アップロード)は8.65Mbpsでした。
固定回線の世界平均速度は、下りが40.11Mbos、上りが19.96Mbpsでした。
これらの平均速度を、1年前の2016年11月度のデータと比較するとモバイルの下りは30.1%、上りは38.9%向上しています。固定回線も下りが31.6%、上りが25.9%の伸びを示しています。
日本の下り回線速度はモバイル回線で55位、固定回線で14位
日本は、モバイル回線では下り21.67Mbps、上り8.29Mbpsで、世界55位となりました。1年前の2016年11月が下り17.55Mbps、上り7.87Mbpsだったので、下りは23.5%、上りは5.3%の伸びとなっています。
固定回線では、日本は下り73.51Mbps、上り79.11Mbpsで世界14位となっています。1年前が下り63.59Mbps、上り60.88Mbpsだったのと比べると、下りは15.6%、上りは29.9%高速化しています。
モバイル回線の下り速度世界トップはノルウェー
モバイル回線の下り速度の世界ランキング上位トップ5は以下のとおりです。
- ノルウェー:62.66Mbps
- オランダ:53.01Mbps
- アイスランド:52.78Mbps
- シンガポール:51.50Mbps
- マルタ:50.46Mbps
固定回線の下り速度のトップ5は、いずれも100Mbps超えとなりました。
- シンガポール:153.85Mbps
- アイスランド:147.51Mbps
- 香港:133.94Mbps
- 韓国:127.45Mbps
- ルーマニア:104.46Mbps