Appleの新本社Apple Parkのビジターセンターが11月にオープン、一般公開されています。今回、その新しいビジターセンターを覗いてきました。
立体駐車場完備
Apple Mapにナビゲーションをしてもらい、車でApple Parkへ。ビジターセンター正面の屋外駐車場はいっぱいだったので、立体駐車場に向かいました。月曜日(12月18日)だったせいか、駐車場は空いていました。収容台数は不明ですが、かなりの広さです。
車を停めて外へ出ると、ガラス張りの巨大な建物が目に入ってきました。ビジターセンターです。バリスタがいるカフェ、Apple製品が並べられた店舗、Apple Parkの模型が置かれた展示スペースの3つの部分で構成されています。
拡張現実でApple Parkの中を見る
まず模型の置かれた展示スペースへ向かうと、なかには何人もApple社員がいて「こちらにいらしたことはありますか?」とフレンドリーに尋ねてきます。初めてだというと、iPadを手渡されました。
iPadをApple Parkの立体模型のほうに向けると、iPadのディスプレイに実際のApple Parkが表示されました。拡張現実(AR)です。画面を指でピンチ、スワイプするなどの操作をすると、Apple Parkの建物内や、Apple Parkの各部分についての解説文が表示されます。
たとえば屋根の部分に触れてタップすると、ソーラーパネルの説明が表示されるといった具合です。また建物内を見ると、なかで忙しげに動き回る人々の姿もあり、本当にApple Parkの中を覗き見している気分を味わえます。
日光が差し込むカフェ
併設されているカフェは広々としており、木のテーブルと椅子が並べられていました。壁もドアもすべてガラスなので、中にいてもたっぷりと日光が差し込んできます。
本格的なエスプレッソマシンが設置され、クッキーなどのスナック、クリスマス前という季節柄か、パネトーネも売られていました。
店舗にはApple Park限定商品も
店舗は最近新設、または改装されたApple Storeと同じ作りになっており、木のディスプレイテーブルにApple製品が並べられています。また巨大なスクリーン前には椅子が置かれ、ここではおそらく無料講座「Today at Apple」などが行われると思われます。
そしてApple Parkの文字やロゴの入ったTシャツ、キャップ、エコバッグ、ポストカード、幼児向けロンパースなどの限定商品もありました。またApple Design20年の歴史を振り返るハードカバー写真集「Designed by Apple in California」も置かれていました。
屋上テラスからドーナツ型ビルが見える
真っ白な大理石(と思われる)の階段をのぼると、屋上テラスへ出ることができます。このシンプルな階段も手すりなどのデザインにこだわりを感じました。
ウッドデッキ風のテラスは広々として、気持ちのいい空間となっています。木製のテーブルと椅子があるのは、おそらく下のカフェで購入したものを飲食するためなのでしょう。
Apple Parkのドーナツ型本社ビルに面した方には、1メートルくらいの高さのガラスの塀が設置。壁や窓枠などに邪魔されずに、ドーナツ型の建物の一端を見ることができます。木で覆われているため、残念ながらあまりはっきりとは見えませんが、なんとなくその形状がわかります。
Appleファンはもちろん、そうでない方でも十分楽しめますので、シリコンバレー方面へ行く機会があれば、ぜひ訪問してみてください。
住所:
10600 North Tantau Avenue
Cupertino, CA 95014
(408) 961-1560
開館時間:
月—金 9:00—19:00
土 10:00—18:00
日 11:00—18:00
なおiPhone Maniaでは、今回Apple Parkビジターセンターで購入したApple Park限定商品を読者の皆様にプレゼントするお年玉企画を準備中ですので、お楽しみに!
(lunatic)