ANAは、2018年4月1日から、国内線の機内Wi-Fiを無料化すると発表しました。先行して国内線の機内Wi-Fiを無料化していたJALに続きました。このほか、機内Wi-Fiエンターテインメントのコンテンツ充実、2019年からはシートモニターやパソコン電源の設置も進められます。
2018年4月からANAの機内Wi-Fiが無料に!
ANAの機内Wi-Fiサービス「ANA Wi-Fi Service」は、これまで40分550円またはフライト中1,050円で提供されてきましたが、4月1日から、対象機材で無料で利用可能になります。
国内線の機内Wi-Fiは、JALが先行して2017年6月から完全無料化していました。
対象機材には、機体入口、壁面に「ANA Wi-Fi Service」ステッカーが貼られています。
対象機材は今後も追加され、2018年度末には国内最大規模となる約100機で機内Wi-Fiが無料で利用可能となります。
利用するには、ANA公式モバイルアプリ「ANA」を事前にダウンロードしておき、ANAアプリを経由して接続する必要があります。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
リアルタイムでテレビ番組を楽しめるサービスも
同じく2018年4月1日から、機内Wi-Fiを使った無料エンターテインメントサービスが充実します。
ドラマやアニメなどのビデオやオーディオの追加のほか、国内線で唯一となるニュースやスポーツのテレビ番組をリアルタイムで視聴できる「ANA SKY LIVE TV」や、雑誌やコミックが楽しめる「e-books」などが提供されます。
シートモニターや電源も完備へ
2019年度下期からは、国内線主力機であるB777・B787型機にシートモニター、USB充電ポート、パソコン電源の装着が進められます。
国内線仕様機では初となる全席シートモニター完備のA321neoが2017年9月に2機導入されていますが、2018年度末までに11機となります。