iPhone Xの価格が2018年前半に引き下げられるかもしれません。iPhone Xの販売がアメリカなどの市場で予測を下回っていることから、最大のネックとされる高めの価格帯を調整する可能性が噂されているようです。
iPhone Xの予約販売、日本では品薄もアメリカなどで予測下回る
2017年第4四半期(10〜12月)におけるiPhone Xの出荷台数は3,000万台〜3,500万台で、2018年第1四半期(1〜3月)も横ばいか微減になるだろうと、半導体業界関係者からの情報として台湾メディアDigiTimesが報じています。
報道によると、iPhone Xの予約数はアメリカや台湾、シンガポールといった地域で予測を下回った一方、日本などいくつかの地域では現在も品薄状態が継続している、とのことです。
2018年前半、iPhoneを値下げも?
DigiTimesによると、サプライチェーン関係者の間で、Appleが2018年前半にもiPhoneの価格を調整するのではないか、と噂されているそうです。
DigiTimesの報道では、価格調整の対象となるモデルは明示されていませんが、iPhone Xは64GBモデルで112,800円、256GBモデルなら129,800円という高価格ゆえに、手を出しにくいユーザーも多いのは事実です。
あくまでも未確認の噂ではありますが、仮にiPhone Xの価格が引き下げられれば、iPhone Xの販売台数改善につながる効果は期待できそうです。
現在は店頭での当日受け取り可能となったiPhone X
iPhone Xは、予約受付当初は出荷まで5〜6週間待ちとなっていましたが、ボトルネックとなっていた部品の製造が改善した効果もあり、出荷までの待ち時間は短縮され続けました。
本稿執筆時点で、Appleのオンラインストアで販売されているiPhone XのSIMフリーモデルはシルバー、スペースグレイの64GB、256GBの各モデルともに「在庫あり」となっており、Apple Store各店舗でも当日受け取りが可能となっています。
Source:DigiTimes
(hato)