米ネダバ州ラスベガスで開催中の見本市、CES 2018で、LG Displayの新型テレビが披露されました。65インチの有機ELディスプレイは、まるで紙のように丸めることができるとのことです。
2年でディスプレイの拡大に成功
LG Displayが折り曲げ可能な有機ELディスプレイを最初に発表したのは、2016年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)においてのことでした。
18インチのOLEDディスプレイがほとんど紙と同じように丸められている様子が当時のCNETの取材動画に記録されています。
あれから2年、有機ELディスプレイの試作品は、大型テレビとして販売可能な65インチまで大きくなり、現在開催中のCES 2018では、UHD(4K)のディスプレイが展示されているとのことです。
LG Displayは折り曲げ可能ディスプレイに関して、価格などの詳細を公開していませんが、使用しないときに小さくまとめて保管できる点などが魅力の一つといわれています。
最近では、Samsungも丸められるディスプレイ搭載のモバイルデバイスの特許を取得していたことが明らかになり、折りたたみ式スマホなどでもLG Displayの技術は活用されそうです。
Source:The Verge
Photo:SlashGear
(lexi)