アップルが10日から予約の受け付けを開始したApple Watchですが、アメリカでは受付当日に957,000台を受注したようだと、アメリカの調査会社Slice Intelligenceが伝えています。
予約の62%がSPORTモデル、スペースグレイが一番人気
イーコマースの購買調査会社Slice Intelligenceによりますと、アップルが予約受付を開始した10日当日、Apple Watchを購入した顧客のうち、62%がApple Watch Sportモデルを購入し、本体は42mmのスペースグレイのアルミニウムケースが一番の人気だったようです。
同社は、事前に了解をもらっている購入客9,080人の、メールによるレシートを追跡し、そのデータを元に売上げ予想を算出しているようです。
アメリカでは71%が42mmサイズを予約
同社のレポートによりますと、10日にApple Watchの購入を予約した人の71%が大きなサイズの42mmケースを選んでいます。また、アルミニウム製のApple Watch Sportを予約した人のうち、38mmのケースサイズを選んだ人は32%でした。これに対し、ステンレススチールのApple Watchでは38mmのケースサイズを選んだ人は24%でした。
アメリカでは初日に957,000人が予約
Slice Intelligenceは、予約受付の初日10日に全米で957,000人がApple Watchのいずれかのモデルを予約購入したとしており、1人平均1.3個、1台当たり503.83ドル(約60,600円)を支払ったとしています。また、Apple Watch Sportを購入した人は382.83ドル(約46,000円)、また、Apple Watchを購入した人は707.04ドル(約85,000円)を支払ったとしています。
予約全体のうち、一番多かったのがスペースグレイのApple Watch Sportで40%、次に多かったのがステンレススチールのApple Watchで34%でした。そして3番目がシルバーのApple Watch Sportで23%、4番目がブラックステンレススチールのApple Watchで3%となっています。今回のレポートでは高価なApple Watch Editionの売上は含まれていません。
28%が取替用のバンドも購入
また、10日には事前予約で28%の人がオプションの、ブラックのスポーツバンドも予約しており、次いでステンレスのミラネーゼループを予約した人が25%いました。同じくバンドのオプションでは3番目にリンクブレスレットが14%、ブラックのクラシックバックルが12%、ホワイトのスポーツバンドが8%となっています。
気になるアメリカ以外の予約数
今回のレポートはアメリカ国内に限定されており、10日に同時に予約開始となったカナダ、オーストラリア、イギリス、ドイツ、フランス、日本、中国、香港の売上については予想されていません。
アップルの公式コメントは?
アップルは今のところ事前予約の具体的な数量については何のコメントも発表しておりません。今回の調査も非常に少ない母集団からの予想となっており、対象となる国もアメリカに限っています。全体ではどれくらいの事前予約があったのでしょうか。
参照元 : MacRumors、http://iphone-mania.jp/news-68732/
執 筆 : リンゴバックス