Appleは現地時間1月25日、Apple Watch向けのwatchOS 4.3のベータ1を開発者向けに公開しました。この2日前にwatchOS 4.2.2の正式版を公開したばかりです。
ミュージックライブラリの操作機能が復活
これまでに判明している、watchOS 4.3のベータ1の変更点は以下の通りです。
・コントロールセンターのAirPlayにスピーカーが追加
・iPhoneでのミュージックライブラリをApple Watchでも操作可能に
・新しい充電アニメーションが追加
・縦向きのナイトスタンドモードが追加
watchOS 4で削除されていた、Apple WatchからiPhoneのミュージックライブラリを操作する機能が、watchOS 4.3のベータ1で復活しました。プレイリストやアーティスト、アルバムなどの操作のほか、曲に対して「ラブ」「好きじゃない」のマークや、接続中のライブラリから曲を削除したり、音楽をAirPlay端末にルートしたりといったコントロールができるようになります。
また、通常は横向きのみ対応していたナイトスタンドモードが、縦向きにも対応しています。これは2018年に登場予定のApple製ワイヤレス充電マット「AirPower」に合わせたものとみられています。
9to5macはwatchOS 4.3ベータ1の変更点を動画にまとめて公開しています。
Appleは、現地時間1月24日にmacOS High Sierra10.13.4とtvOS11.3、iOS11.3の開発者向けベータ1を、23日にはmacOS High Sierra 10.13.3、watchOS 4.2.2、tvOS 11.2.5の正式版をリリースしています。
Source:9to5mac, AppleInsider
(asm)