Appleが現地時間3月27日に開催するスペシャルイベントでは、低価格版のiPadが発表されるものの、低価格版のMacBookは開発中だが今回は発表されない、と事情に詳しい関係者からの情報としてBloombergが報じています。
3月27日に発表されるのは低価格iPad
Appleは現地時間3月27日に、シカゴ市郊外の公立学校を会場としてスペシャルイベント「Let’s take a field trip.」を開催します。
教育をテーマとして開催されるこのイベントで発表される新製品について、様々な予測が飛び交っています。
Bloombergのジャーナリスト、マーク・ガーマン氏が事情に詳しい関係者から得た情報によると、ハードウェアで発表されるのは、低価格モデルのiPadに限られるそうです。
発表されるiPadは、日本では4万円を切る価格で2017年3月に発売された第5世代iPadよりもさらに低価格となると見込まれています。
2月には、「iOSを搭載したタブレット」がユーラシア経済連合に登録されています。これまで、ユーラシア経済連合に登録された製品は数週間後には発売されていることから考えても、iPadシリーズの新製品発売はほぼ確実と言えそうです。
低価格MacBookは発表されない
最近になって噂が増えている、現在のMacBook Airを置き換える、1,000ドル(約10万円)を切る低価格のMacBookは、開発が進められているものの、3月27日のイベントでは発表されない模様です。
現在、12インチのMacBookは142,800円から、13インチのMacBook Airは98,800円からの価格で販売されています。
シカゴのあるイリノイ州はApple第2のキャンパスの進出先?
Appleがイベントをカリフォルニア州以外で開催するのは異例のことですが、シカゴ市は公立学校でのプログラミング教育に力を入れている都市のひとつです。
Bloombergは、Appleがカリフォルニア州以外への設置を発表している第2のキャンパスの進出先として、シカゴのあるイリノイ州を有力な候補のひとつとして挙げています。
Source:Bloomberg
(hato)