11月18日、ヤフーの親会社であるZホールディングスとLINEが経営統合することを正式に発表しました。2019年12月を目処に最終統合契約を締結する見通しです。
2020年10月までに統合予定
ZホールディングスとLINEの経営統合については日本経済新聞などによって11月13日にすでに報じられていましたが、両社は本日18日、経営統合について基本合意したと発表しました。2019年12月を目処に最終統合契約を締結し、2020年10月までに統合予定です。
経営統合に向けて、Zホールディングスの親会社であるソフトバンクとLINEの親会社であるNAVERは、LINEの非上場化を目的に株式の共同公開買付けを行い、対象株式のすべてを取得します。
経営統合実施後は、ソフトバンクとNAVERが保有する株式の割合が50:50になるよう取引を進め、現LINEは両社のジョイントベンチャーとなりZホールディングスを子会社化、さらにその傘下にヤフーとLINEの継承会社が配置されます。
経営統合の目的・意義
ZホールディングスとLINEは、今回の経営統合の目的について以下のように説明しています。
国内で大きなユーザー基盤及び豊富な資産を有する ZHD グループと LINE グループは、本経営統合を通じ経営資源を集約し、それぞれの事業領域の強化や新規事業領域への成長投資を行うことにより、日本のユーザーに対し便利な体験を提供し、日本の社会や産業をアップ デートしてまいります。そして、その革新的なモデルをアジア、さらには世界に展開していくことで、 日本・アジアから世界をリードする AI テックカンパニーとなることを目指すものです。
経営統合後は、AI、コマース、Fintech、広告・O2Oといった事業領域への投資を進め、日本およびグローバルにおいて勝ち抜くことができる企業グループを目指していくとのことです。
Source:ヤフー
(kotobaya)