事前予約をしたApple Watchがユーザーの元に届き始めていますが、Apple Watchのステンレススチールの綺麗に輝くケースに、傷がついてしまったユーザーもいるようです。
サファイヤクリスタルは傷には強いが
アップルは自社のWebサイトでステンレススチールの製造について詳細に説明をしており、冷間鍛造技術により非常に強固で、耐久性のあるステンレススチールを採用していると述べています。しかし、ケース表面に簡単に傷がついてしまい、一部の購入者を驚かせているようです。
7万円近く掛けたApple Watchのケースに簡単に傷がつくのはショックですが、この傷は600円くらい払えば綺麗になるようです。
ステンレススチールは傷がつきやすい
そもそも、Apple Watchのステンレススチールのケースに傷がつきやすいというのは驚くことではなく、スキャンダルになるような話でもありません。
実は、これまでもアップル製品ではこのような問題が起きています。例えば初代のiPodやiPod Classicなどの背面もステンレススチール製で、当時も傷がつきやすいと話題になっていました。またほとんどのステンレススチール製の腕時計も同様です。多くの腕時計は316Lステンレススチールを採用しており、Rolexのケースの一部には904Lステンレススチールが使用されていますが、使用するにつれ、かすり傷や引っかき傷がついてしまいます。
研磨剤やバフで傷は簡単に取れる
万が一、傷がついてしまった場合は、市販のステンレス研磨剤やクロスなどを使って磨くことで簡単に傷が取れます。
ただし、研磨剤やコンパウンドなどを使用するときには、溶剤が本体にある小さな穴などから本体内部に入り込まないよう注意した方が良さそうです。
Apple Watchに限らず、高価なApple Watch Editionも同様に傷がつきやすいので注意が必要です。
参照元 : 9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-70040/
執 筆 : リンゴバックス