様々な製品やサービスの比較検討、調査をレポートしているアメリカのConsumer Reportsが、Apple Watch Sportのディスプレイガラスの耐久性や、センサーの正確さなどをテストしレポートしています。
Apple Watch Sportのガラスも傷つきにくい
レポートによりますと、Apple Watch Sportに採用されているIon-Xガラスをテストした結果、傷はつくものの、主に鉱物に対する硬度の尺度となっているモース硬度では、10段階中7の評価となり、この種の製品では、これまでにないほど傷がつきにくいとしています。
Consumer Reportsは、今回ダイアモンド製のピックを使って傷がつくかどうかテストしましたが、Apple Watchのサファイアクリスタルはモース硬度9のピックを使用して傷をつけてみましたが、全く傷がつきませんでした。一方、Apple Watch Sportに搭載しているIon-Xガラスは硬度7のピックでは傷がつきませんでしたが、硬度8のピックでは傷がついてしまいました。
サファイアクリスタルには劣るが高評価
レポートでは、サファイアクリスタルはもちろんですが、Apple Watch SportのIon-Xガラスもサファイアクリスタルには劣りますが、ガラスは硬く、傷がつきにくいことはかなり評価できると結論付けています。
サファイアクリスタルよりも一段階劣りますが、Ion-Xガラスに傷をつけることができるのは、モース硬度8に分類される鉱物のトパーズとなり、Apple Watch Sportのガラスに傷をつけるのは予想以上に難しいと言えそうです。
心拍センサーと歩数計も正確
また、Consumer ReportではApple Watchの心拍センサーと歩数計の正確さをテストしていますが、共に正確だと結論付けています。また、Apple Watchの耐水性についても同様にテストしており、 3フィート(約1m)の水深に30分間水没させても問題はなく、耐水性も確認できたとしています。耐水性については、以前お伝えしましたが、シャワーを浴びたり、プールに潜ったりしたレポートが公開され、予想以上に評価できるとされていました。
Apple Watchは今回のConsumer Reportsのテストに見事合格したと言えます。
参照元 : 9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-70199/
執 筆 : リンゴバックス