スマートフォンの利便性は周知の通りですが、時には予想もしなかった使用法があるかも知れません。排水口に閉じ込められたカモをiPhoneで救うという珍事件がアメリカで起こりました。
iPhoneのリングトーンが大活躍
ルイジアナ州スライデルの消防署に4月25日、とある通報が入ってきました。6羽の子ガモが排水口の中に落ちてしまい出られなくなっているというものです。
「消防士達は排水口の蓋を開けてカモに近づこうとしたんだ。それでiPhoneのリングトーンを鳴らしてカモをおびき寄せた。1時間半かけて6羽のうち4羽を救助することが出来た」と消防士はFacebookに投稿しました。
残る2羽は相変わらず逃げ続けていたため、ひとまず4羽を消防署に搬送し、さらに1時間かけてようやく全てを救助することが出来ました。住処は事件の起きた排水口のそばにある水路らしく、現在は母親とも再会済だそうです。
消防署によると、実はこういった事件は珍しいことではなく、カモ救助の要請は今週ですでに2度目だとか。今回の救助を受けて同消防署は、「我々は常にみなの役に立ち、コミュニティに貢献出来るよう、鋭意努力していく」と誇らしげに語りました。iPhoneのリングトーンでおびき寄せる「ワザ」も、長年の経験に基づくものなのかも知れませんね。
参照元:CNet
執 筆:kihachi