これまでも、12インチ以上の液晶を搭載した大型iPad、通称iPad Proについては様々な噂がありましたが、Apple関連ニュースメディアのApple Insiderが、興味深い、新たな情報を報じています。
iPad ProはApple Payの決済”受付”端末になる?
iPhone6/6 Plusのほか、先日発売されたApple WatchにはNFCが搭載され、電子決済システム「Apple Pay」が一部の国で利用できますが、この流れでいくと、iPad ProにもNFCが搭載されるのは自然な流れと言えます。
しかし、Apple InsiderによりますとiPad Proは、これまでNFCが搭載されてきたデバイスとは異なる目的を持つようです。12インチ以上という大きなディスプレイを持つiPad Proは、ぎりぎり持ち運びができるサイズで、これまでのiPadと同様に携帯性は維持されるものと思われますが、レジの前の決済端末にかざす様子は不自然にも思えます。そこで浮上したのが、iPad Proは決済用端末ではなく、決済”受付”端末になるという説です。
レジ前などにiPad Proを設置することにより、iPhone6/6 PlusやApple Watchのユーザーが「Apple Pay」を用いた支払いができるにようになるというわけですが、これは非常に興味深いですね。
日本では今のところ、「Apple Pay」が利用できませんが、その理由は大きく分けると、提携金融機関が存在しない事、そして「Apple Pay」の決済受付用端末が整備されていないことが挙げられます。今後、提携金融機関が現れ、大型ショッピング施設などでiPad Proの導入が進めば、日本でも一気に「Apple Pay」が普及するかもしれないわけですが、果たしてどうなるのでしょうか。
なお、iPad Proの大きさの予想については、人気YouTuberのUnbox Therapyがわかりやすい動画を公開していますので、ご覧になってみてください。
参照元:Apple Insider、http://iphone-mania.jp/news-70682/
執 筆:クロス