中国大手ベンダーのZTEがiPhone6にそっくりなスマートフォンZ9を発売しました。しかし、コストパフォーマンスに優れているため、市場からは好評を持って迎えられています。
どうみてもiPhoneだが
上記の画像を見て、どちらがiPhoneか分かるでしょうか?答えはどちらもZTEの新型機種Z9です。削りだしのアルミフレームを採用し、高級感溢れる仕上がりとなっています。実際に触ってみたユーザーのレビューによると、見た目はiPhoneとそっくりですが、手に持ってみると幾分か重さを感じるようです。
性能はiPhoneを圧倒
最近のiPhone模倣スマートフォンに総じて言えることなのですが、少なくともスペックだけはiPhoneシリーズを大幅に上回っています。
5.2インチの1,080pディスプレイを搭載し、CPUはハイエンドモデルの証であるQualcommのSnapdragon810、RAMは3GB、1,600万画素のカメラに、800万画素のインカメラ、バッテリーは2,900mAhs、内蔵ストレージは32または64GB、さらに音響面ではノイズキャンセリング機能つきと、ケチのつけようがないスペックとなっています。
価格は565ドル(約67,800円)からとなる見込みです。
すでに日本に参入済
大概この手の商品は、世界では発売されても日本にはなぜか輸入されないのが常ですが、昨年発売されたZTE Blade Vec 4Gの発売が好評だったことを受け、ZTEは今年4月より、日本の格安スマートフォン市場に参入しており、ミッドスペックモデルのZTE Blade S6が既に発売されています。
MVNOやSIMフリーの流れが加速しているだけに、ハイエンドモデルを伴った本格参入もZTEには期待して良さそうですね。
参照元:BGR、日本経済新聞
執 筆:kihachi