2015年第1四半期におけるファブレット市場は、米スマートフォン市場全体の21%を占めたことが、調査会社Kantar Worldpanel ComTechの調べで明らかになりました。前年同期のシェアである6%から、約4倍近くまで増えたことになります。
ファブレット市場ではiPhone6のシェアが44%
またこのファブレット市場では、アップルのiPhone6が44%のシェアを獲得しました。スクリーンの大きさを主要な購入理由に挙げた人は、iPhone購入者では43%、Android端末購入者では47%にのぼります。
キャリア別で見ると、AT&T、Verizon、Sprintでは、アップルのiOS端末がそれぞれ59%、43%、50%と圧倒的なシェアを占めました。一方T-Mobileでは、サムスンのシェアが42%でした。
シェア伸ばすiPhone6
2015年第1四半期の新規iOS端末ユーザーのうち、11.4%がAndroid端末からの切り換え組で、この数字は前年同期の14.6%から減少しました。一方新規Androidユーザーでは、iOS端末からの切り換え組はわずか5.9%でした(前年同期は9.8%)。
米国におけるAndroid端末のシェアは58.1%で、2014年第1四半期から0.2%ポイントの微増となりました。この間特に業績好調だったのがLGで、市場シェアは2014年第1四半期の7.4%から10.8%へと拡大しました。一方サムスンの市場シェアは2位となりました。
アップルのiPhone6/6 Plusは、現在米国で使用されているiPhoneの18%を占めています。また64%がiPhone5以降の機種となっており、Kantarはこの事実は、Apple WatchがiPhone5以降としかペアリングできないことを考えると、アップルにとって好材料だとしています。
参照元 : Kantar World Panel
執 筆 : lunatic