アップルやテスラといった、現在世界中で人気の株が、どういった層に人気なのか、また1年前に買っていたらどうなっていたのかが一目で分かるグラフが公開され、話題を呼んでいます。
人気はAPPL、TSLA、BABA
ニュースサイトMarketWatchによると、世代を超えて人気の株はアップルやテスラ、アリババといったテクノロジー企業が中心のようです。
一方で、GEやマイクロソフトといった往年の有名株は、40代以上の層には相変わらず人気ですが、若者からは全く受け入れられていないことが分かります。
GOOGもFBも若者からはそっぽ?
意外なのがグーグルとFacebookで、世界を掌握していると言っても過言ではないテクノロジー企業であるのにも関わらず、若者からの人気は今ひとつです。
グーグルは、1株500ドル以上という高値が、長期投資を積極的に望まない若年層にとっては、上昇の余地を感じさせないのかも知れません。
また、Facebookの株価は78ドルと、グーグルのような高値でもなく、短期間で2倍以上になっているのにも関わらず、若年層に不人気というのは謎ですが、Facebookというコンテンツ自体が飽きられている可能性があります。
事実、Facebookを「利用していて楽しい」と答えたユーザーはわずかに18%といった調査や、2014年春に10代の72%が使用していると答えたのにも関わらず、同年秋には45%にまで減少したという調査などが発表されています。
さらなる上昇も期待できる?
アップルの株価がiPhone6シリーズで絶好調なことは周知の通りですが、動きが激しいのはアップルだけではありません。同じダウ上場株であるディズニーは、アップルを上回る16%の上昇を果たした一方で、若年層に人気のアリババは17%も下落していることが分かります。
また、アップルに関しては、130ドル前後という価格に加え、念願のダウ入りを果たしただけに近々株式分割をするのでは、という噂もあり、実現すれば、安値を拾いたい向きから、一層の上昇を見せる可能性もあります。
参照元:MarketWatch、Washington Post、Bloomberg、http://iphone-mania.jp/news-71161/
執 筆:kihachi