現地時間7日、テクノロジー企業comScoreは、2015年3月時点における米国のスマートフォン市場調査結果を公開しました。
メーカー別シェアではアップルが首位を堅持
米国では、モバイル市場の77%を占める、約1億8,750万人のスマートフォンユーザーが存在しており、昨年12月時点の調査結果から3%アップしています。
メーカー別シェアの順位は昨年12月から変動なく、アップルが首位で、その後サムスン、LGなどが続きますが、アップルがシェアを昨年12月時点の41.6%から42.6%に伸ばしている(1%増)のに対して、サムスンは29.7%から28.3%(1.4%減)と落としており、米国においてアップル人気が継続していることがわかります。
OS別シェアではアンドロイドが首位
一方で、OS別のシェアではアンドロイドが引き続き首位であるものの、iOSがシェアを伸ばす一方でアンドロイドOSは53.1%から52.4%とシェアを下落(0.7%減)させており、今後アップルから新機種が発売されれば、現在の差がさらに縮まる可能性は高いと言えそうです。
SNS系アプリが人気アプリ上位を占める
続いて、人気のスマートフォンアプリについては、FacebookやInstagram、Twitter、Google+などのSNS系アプリが上位を占めていることが確認できます。
改善が進められているアップル製のマップアプリ「Apple Maps(利用率24.8%)」も10位に食い込む成長を見せているものの、「Google Maps(利用率46.6%)」の半数程度の利用にとどまり、リリース当初に多かった不具合に対する信頼度の回復にはまだ至っていないことも確認できます。
参照元:comScore、http://iphone-mania.jp/news-71120/
執 筆:クロス