Appleが、自動運転可能なスマートカーを開発中であるとの噂は以前からありましたが、イタリアの自動車メーカー、フィアット・クライスラーのセルジオ・マルキオンネCEOによれば、Appleのティム・クックCEOは自動車業界に大きな興味を抱いているようです。
ティム・クック、トップ会合で自動車業界への興味を示唆
Appleが「Project Titan」という名称で、スマートカー開発に力を入れているとの噂は、これまでiPhone Maniaでも何度かご紹介してきましたが、この噂が事実かどうかまではわからないものの、Appleのトップであるティム・クックCEOが、自動車業界に興味を抱いているところまでは間違いないようです。
米メディアBusinesses Insiderは現地時間11日付の記事の中で、フィアット・クライスラーのマルキオンネCEOが、テスラやGoogle、Appleのトップと会合を開いたことを伝えています。テスラはエレクトリックな自動車開発において最先端を走っていますし、Googleも最近自動運転車の実験を盛んに行っていますから、自動車開発に関する会合と見て間違いなさそうですが、マルキオンネCEOは、ティム・クックCEOがこの会合の中で、AppleのCEOとして自動車業界に興味がある、というようなニュアンスの発言をしたとコメントしています。
これ以上の情報がマルキオンネCEOから語られることがなかったので、会合の中でどこまで深い話し合いがされたのかは分かりませんが、Appleのリクルーティング活動や、最近のスマートカー関連の話題を見る限り、もはやAppleの自動車開発は自明のようにも思われます。
参照元:Businesses Insider、http://iphone-mania.jp/news-71472/
執 筆:クロス