ひょんなところからApple Watchのサポーターが現れました。ジョージ・W・ブッシュ元アメリカ大統領の弟にして、2016年大統領選の有力候補と名高い元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏が、Apple Watchはオバマケアを見直すきっかけになる革命的デバイスだとして、賞賛の辞を送っています。
Apple Watchがお気に入り
木曜日にアリゾナで行われたイベントに参加した共和党のジェブ・ブッシュ氏は、民主党のオバマ政権が「オバマケア」の名のもと、過剰にヘルスケアの分野に手を突っ込んで、アメリカ国民の選択肢を狭めていると批判しました。
ブッシュ氏の腕にキラリと光っていたApple Watchに、皆の注目が集まっているのを悟ってか、同氏はApple Watchにも言及を始めました。アップルでお馴染みのスローガン「Think Diffirent」を引用し、Apple Watchは、ヘルスケアについて、これまでとは全く異なった考えをこの国が持てるようにしてくれるデバイスだと述べました。
オバマケアの一打へ
「次の5年間でこのデバイスは、過去5年間では不可能だった仕方で、私のヘルスケアを管理するアプリケーションとなるだろう」と同氏はBloomberg Newsにコメントしました。
「将来的にこんなことが出来るだろう。私の血糖値が上昇すると、Apple Watchがシグナルでアラートしてくれる。バタースコッチなんかを食べたらダブル警告音が鳴って、やり過ぎちまったな、糖尿病だよ、こんなことやったら駄目だよってね。究極的に、我々は欠陥とは無縁のヘルス・システムを手に入れなきゃいけない」
また、「もしチャンスがあれば、私はオバマケアを廃止すべきだと考えている。与えられたツールを使って、消費者が自分の考えでヘルスケアを選択できるような直接的なモデルを代わりに導入したいんだ」とつけ加え、Apple Watchがオバマケア廃止への一打となる可能性を示唆しました。
ちなみにアップルは、ジョブズ氏の時代から民主党を支持しています。
参照元:BusinessInsider、Cult Of Mac、http://iphone-mania.jp/news-71952/
執 筆:kihachi