AppleはインドにおけるiPhone売り上げアップのため、同社としては5社めとなるディストリビューターOptiemus Groupと、販売契約を結びました。
小さな携帯ショップへの普及を目指す
インドのThe Times of Indiaによると、AppleはインドにおいてRedington、Ingram Micro、Rashi Peripherals、Brightstarと販売契約を結んでおり、最後のBrightstarについては今年1月に契約を締結したばかりです。
今回契約を結んだOptiemusは特に、地元に根付いた小さな携帯電話ショップへのiPhone販売拡大を使命としているようです。同社は大型家電チェーン店ではSamsungのスマートフォンを、別会社を通じてHTCのスマートフォンも販売しています。
今年9月までに200万台が目標
Appleは昨年10月から今年9月にかけて、インドにおいて200万台のiPhone販売を目標としており、前年度は同じ期間中に100万台を売り上げています。4月30日締めの7ヶ月間での販売台数は100万台とのことです。
ある業界関係者は、AppleはSamsungの積極的な販売攻勢にプレッシャーを受けており、インドにおいてはこれまでの2倍の速さで売り上げ台数を増やそうとしていると述べています。
インドのスマホ市場におけるAppleのシェアとは
Appleはインドの3万インドルピー(約57,800円)クラスのスマートフォン市場において、長年トップの座に君臨してきました。しかし Counterpoint Researchの調査によると、今年1~4月期ではSamsungが逆転しています。
金額ベースでみると、インドスマートフォン市場全体では1位がSamsung、2位がAppleとなっています。数量ベースのシェアでは首位がSamsungで28%、2位がMicromaxで15%、Appleはわずかに2%にとどまっています。
インド関連のニュースといえば、FoxconnがインドにiPhone組み立て工場を建設する計画を進めていることが、明らかになっています。
Source : Times of India, 9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-75001/
(lunatic)