Appleは現地時間6月23日、iOS9の2回目となるベータ版を開発者向けにリリースしました。
WWDCでの発表から2週間後の配布
WWDCでiOS9の発表とともにbeta1が配布されてから、2週間後のリリースとなります。ビルドは12A4280eで、登録済み開発者はApple Developer Centerからアップデートが可能です。
iOS9 beta2のリリースノートによると、今回のアップデートでは最初のベータ版における多くのバグや問題が修正されています。AirPlay接続の改善、iCloud設定のFamilyでのパスワード変更が可能に、iOS9で作成したバックアップからの復帰の迅速化、メッセージ印刷時のメールクラッシュ問題の解決、検索結果でのサードパーティーのキーボード使用が可能になる、など。
問題山積だった最初のベータ
iPhone6/6 PlusおよびiPad Air2でFaceTime通話機能が使えない、Lightningドングルでビデオが機能しない、Apple Watchのアクティベーションロックがかかっていないのにかかったと表示される、ゲームセンター経由でApple IDを作成するとクラッシュする、MusicアプリがMusicタブに表示されないなど、最初のベータ版では問題が山積していました。
iOS9の最大の目玉は、ユーザーの習慣を学習してその情報をもとに次の操作を先読みしたり、お勧めの情報やアプリを提示したりするインテリジェンスとプロアクティビティです。Siriはさらに進化し、検索機能も向上しています。またバッテリー最適化により、バッテリー寿命が1時間以上延びる見通しです。
iOS9は現在開発者にのみ公開されていますが、7月にはパブリックベータ版がリリースされ、秋に正式版が配布開始される予定となっています。
Source : MacRumors、http://iphone-mania.jp/news-75796/
(lunatic)