Appleが感圧タッチ(Force Touch)搭載の新型iPhoneの製造に着手したようです。Bloombergが関係者筋の話として伝えています。
iPhone6s/6s Plusの量産開始は7月か
通称iPhone6s/6s Plusとされる4.7インチおよび5.5インチ液晶搭載のiPhoneは、現行のiPhone6/6 Plusとよく似た外観となるようです。また関係者によれば、量産は早ければ7月に開始される見通しです。
AppleはApple Watchで初めて感圧タッチ技術を導入し、また最新の15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデルにも感圧タッチトラックパッドを採用しています。Appleは感圧タッチ技術をiPhoneに搭載するため、少なくとも2年前から、サプライヤーとともに技術開発に取り組んできたとBloombergは伝えています。
製造の鍵を握るのはディスプレイの供給と歩留まり
昨年、大型ディスプレイを搭載したiPhone6/6 Plusを発売したことにより、Appleはすでに同様のモデルを販売していたSamsungやHTCと肩を並べることになり、大きなディスプレイを好むユーザーが多い中国およびアジア市場での売り上げを伸ばしました。
3月期におけるiPhone売り上げは40%増の6,120万台となり、市場予測の5,810万台を大きく上回りました。これによりAppleは、世界のスマートフォン市場で3年連続で首位に君臨してきたSamsungからトップの座を奪取。また2015年1月~3月期の中国でのiPhone売り上げは、初めて米国での同売り上げを超えました。
iPhone6s/6s Plusの組み立ては、現行モデルとデザインが似ているためにそれほど難しくないだろうと推測されていますが、感圧タッチ技術の導入により、製造状況はディスプレイの供給と歩留まりに影響を受ける可能性があると、一部の関係者は述べているようです。
Source : Bloomberg、http://iphone-mania.jp/news-76151/
(lunatic)