アップル初のウエアラブルデバイス、Apple Watchは2015年初めに発売が予定されており、あと数カ月で実際身につけることが出来るようになりますが、ImpekableのUIデザイナーがスターバックスのファンにピッタリのApple Watch向けアプリを開発しているようです。
Apple Watchで注文から支払まで
開発を担当するImpekableの創業者でデザイナーのPek Pongpaet氏は、「Apple Watchを使って、スタバの店頭で長い行列に並ばなくても、便利で簡単に注文できるようになれば」と考えているようです。「スタバに行き、テーブルに座って、いつものお気に入りの、カフェラテやカフェモカをApple Watchで選んで、Apple Payやスターバックスカードで座ったまま支払を済ませます。あとはドリンクが出来るのを待つだけ。こんなことが出来るようになればいいと思いませんか?」
Apple Watchで生活がどう変わるのか
Pek氏をはじめとするデザインチームは、Apple Watchが日常の生活をどのように変えることができるのかに非常に興味をもっており、他のデザイナーがアイデアを簡単にアプリとして開発できるように、無償のWatchKitデザインテンプレートの配布も開始しました。このキットはデザイナーのコミュニティサイトDribbbleで、最も人気のあるApple Watchのリソースの一つとして評価されています。
Apple WatchはiPhoneよりも個人的なツール
またPek氏は「iPhoneなどの携帯電話はとても個人的なツールですが、Apple Watchなどのスマートウォッチやウエアラブルデバイスは、身につけているわけですからもっと個人的なツールといえます」と述べています。今回のスターバックスのApple Watchアプリのコンセプトは、11月に開催されたWatchKit Hackathonで発表されました。
Apple Watchの開発環境はこれから
今回のアプリのコンセプトではApple Payによる支払を想定していますが、残念ながら現在スタバはまだApple Payに対応していません。また、Apple WatchのSDKであるWatchKitでは、今回のアプリの機能をすべて実現することは今のところはできません。しかしPek氏は、だからといって私たちがコンセプトを開発するのを止めるわけでないと述べています。スタバの公式アプリが来年にはApple Watch向けに提供されることになるにしても、アプリ開発者はあらゆる可能性を検討するべきだとPek氏は述べています。
参照元 : Cult of Mac、http://iphone-mania.jp/news-54583/
執 筆 : リンゴバックス