アップルは7月21日に発表した第3四半期の売上のなかで、研究開発費が同社で初の20億ドル(約2,460億円)に達したことを明らかにしました。この額は純売上高の4.1%に相当します。
いよいよ大台突破
昨年の第3四半期にも16億ドル(約2,000億円)という数字が明らかとなり、市場を驚かせましたが、21%今回の20億ドル(約2,480億円)は同社にとって初の「大台突破」となります。2012年の10月から12月にかけて、10億ドル(約1,240億円)を計上したことをきっかけに、年々増加していく同社の研究開発費からは、否が応でも期待が高まるというものです。
ただしその一方で、アップルが何を開発しているのかは直前まで明らかにならないことが多く、例えばApple Watchもファンの「妄想」であるコンセプト・イメージとして長らく取り沙汰こそされてはいたものの、突然その実在が明らかにされ、発表がなされたことは大きな話題となりました。
Apple Carなどが原因か
ニュースサイトApple Insiderは、今回ここまで研究開発費がかさんだ理由として、秋に発売されるiPhone6sや新型iPad、Apple Watchで用いられているForce TouchのiPhoneへの導入、そして横浜が開発ベースになると目されているApple Carなどが原因ではないかと分析しています。
Source:Apple Insider、http://iphone-mania.jp/news-78190/
(kihachi)