ドイツの通信会社Gigasetが現地時間9月1日、Gigaset「Me」「Me Pure」「Me Pro」の新スマートフォン3種を発表しました。
Siemensの技術力を持つGigaset
Gigasetという企業名を聞いても、ピンとこない方が多いのではないでしょうか。しかし実はこの会社、独Siemensの電話事業を引き継ぐ形で2008年に誕生した企業で、すでに固定電話やタブレットをはじめとする、さまざまな通信機器を製造、販売しています。
たしかにスマートフォン事業には今回が初参入となるものの、すでに設計力や製造力、販売ルートを確立しているところが、ほかのAndroid端末を提供する新興企業とは異なります。
同社が今回発表したスマートフォン3種は、この秋欧州と中国で発売予定です。販売価格は5インチディスプレイのMe Pureが349ユーロ(約47,200円)、同じく5インチのMeが469ユーロ(約63,400円)、5.5インチのMe Proが549ユーロ(約74,200円)となる予定です。
指紋認識センサーや心拍数モニターを搭載
MeとMe ProはQualcommのSnapdragon 810プロセッサと3GBのRAMを、Me PureはSnapdragon 615と2GBのRAMを搭載。
ディスプレイは第3世代ゴリラガラス、容量は32GB(Me Pureのみ16GB)。メインカメラはMe Pureが13メガピクセル、Meが16メガピクセル、Me Proが20メガピクセル、フロントカメラはいずれも8メガピクセルとなっています。
3機種ともデュアルSIMカードスロット、UVセンサー、指紋認識センサーを搭載、またMeとMe Proは心拍数モニターも搭載しています。カラーは白と黒の2色のみの展開です。
Source:Gigaset
(lunatic)