アップルはメディア向けイベントのキーノートで、新たなiPhone6sとiPhone6s Plusに搭載した、3D Touchに10分近く費やして機能説明を行いました。
3D Touchの開発には数年掛かった
Bloombergによりますと、アップルへの新たなインタビューで、3D Touchを搭載する、新たなディスプレイ技術の開発には、数年掛かっていたことが明らかになりました。
3D TouchはJony Ive氏が長年求めていたもの
アップルのCDO(最高デザイン責任者)のJony Ive氏はインタビューで、新たなiPhone6sを握りしめながら、「究極的には、これが私たちがこれまで集中してきたことで、アップルを突き動かしてきたものだ」とコメントしています。Ive氏は3D Touchのような機能を、何年にも、何年にもわたり長い間求めてきたと述べています。
3D Touchの開発は困難で膨大な費用が必要
また、プロダクトマーケティング担当上級副社長のPhil Schiller氏は、エンジニアリングからの視点では3D Touchのような機能を可能にするハードウェアを開発することは、「想像を超えるほどの難しさ」があり、「実際アップルが製造するためには、巨額なコストと研究開発費用が掛かっている」と述べています。
開発にはCorningが協力
アップルはサプライヤーであるCorningとともに、順応性に富むiPhone用のカバーガラスを開発したと明かしており、スワイプ操作など、これまでの操作にはもちろん問題ありません。
バックライトに96個のセンサーを埋め込む
しかし、ディスプレイを押すと、Retinaディスプレイのバックライトに埋め込まれた96個のセンサーが、顕微鏡なしでは見えないほどの些細な違いを計測し、ユーザーの指の動きを信号に変換する仕組みとなっているようです。
アップルは設計デザインを含め、研究開発に何年も費やし、今回3D Touchをリリースしたようです。
25日までにFacebookとInstagramも3D Touchに対応
アップルは、新たなiPhone6sやiPhone6s Plus上で動く、電話、天気、iTunes、メッセージ、Safariでも3D Touchが十分機能すると確信しているようです。また、FacebookやInstagramのiOSアプリも、新たなiPhone6s/6s Plusが発売される、9月25日までに3D Touchに対応する予定のようです。
Source : MacRumors、http://iphone-mania.jp/news-83845/
(リンゴバックス)