目下、様々なサイトでiPhone6sのスペック検証が行われていますが、ニュースサイトChipWorksの調査によって、搭載されているA9プロセッサの詳細が明らかになりました。同サイトによれば、A9プロセッサはCPUがデュアルコア、GPUがヘキサコア(6コア)とのことです。
これまでの情報と矛盾するものではなく
ニュースサイトChipWorksがiPhone6sの分解を行った結果、以下のことが明らかとなりました。
・A9プロセッサはCPUがデュアルコア、GPUがヘキサコア
・RAMは2GB
・A9プロセッサは14nmプロセス
CPU性能を比較したベンチマーク・テストでは、シングルコアテストでサムスンのハイエンドCPUであるExynos7420を圧倒、マルチコアテストでもオクタコア(8コア)の同CPUと変わらぬ差を見せるなど、現世代では敵なしといった感のあるA9プロセッサですが、ヘキサコアのGPUもCPUに劣らぬ性能を計測しています。
A9プロセッサが持つ高い性能
下図からは、グラフィックボードの開発で知られる半導体メーカーNVIDIAの最新プロセッサTegra X1には及ばないものの、iPad Air2に匹敵するGPU性能をA9プロセッサが有していることが分かります。
Tegra X1が、256コアのMaxwell GPUと8コアで構成された、Android TVに対応したゲーム機「Shield」のためのものであることを考えれば、3分の2ほどの性能とはいえ、A9プロセッサもスマートフォン用に搭載されたものとしては抜群のパフォーマンスを叩き出していることが理解できるというものですね。
Source:ChipWorks,MyDrivers、http://iphone-mania.jp/news-87321/
(kihachi)