大型化するディスプレイの潮流とは逆に、手に収まるサイズのiPhoneを望む声は根強くあります。一説にはiPad同様、iPhoneにもminiシリーズが出るのではないかと言われています。そうした声を背景に、「iPhone6s mini」のローズゴールドモデルを入手した写真が公開され、にわかにネットで話題を博しています。
あっという間にiPhone6sへ早変わり
当然、「iPhone6s mini」は発売はおろか、発表すらされていないので偽物なのですが、実はiPhone5sのボディをローズゴールドに換装した、れっきとしたアップル端末です。
中国の秋葉原と名高い深センの華強北では、このように旧モデルのボディを換装しiPhone6sに見せかけるビジネスが横行しており、例えば同じ4.7インチのiPhone6であれば、130元(約1,470円)であっという間にiPhone6sへ「アップグレード」してくれるそうです。
しかし、「iPhone6s mini」であれば偽物だと分かるので誤って購入する可能性は無きに等しいですが、中国ではボディのみを換装し、iPhone6sと偽ったiPhone6が、平然と路上や怪しげな小売店で販売されているという事情があります。
一見しただけでは区別が出来ないため、中国では様々なサイトが特集ビデオを制作するなどして注意を呼びかけています。
Source:Weibo,MyDrivers、http://iphone-mania.jp/news-88155/
(kihachi)