iOS9では、アプリをスリム化する機能「App Thinning」が利用可能と思われていましたが、これまでiCloudの不具合により、導入が遅れていました。
しかし、AppleはついにiOS9.0.2において同機能が利用可能になったことを開発者向けにアナウンスしています。
デバイスごとに必要な箇所のみをダウンロード可能に
先日、「Xcode バージョン 7.0.1」がリリースされたことにより、ついにアプリをスリム化する機能「App Thinning」が利用可能になるのではないかとお伝えしましたが、Appleから開発者に向けて、「iOS9.0.2」「Xcode バージョン 7.0.1」において正式に利用可能とのアナウンスがあったことが分かりました。
端末に合わせて自動的にアプリを最適化する「App Thinning」は、デバイスに応じてアプリをダウンロードするという機能を有し、必要最小限の情報以外はダウンロードしないため、アプリサイズの最適化・最小化が期待されます。これにより、今までよりもアプリのダウンロードサイズが下がるため、より多くのコンテンツをiPhone(iPad)で楽しめるようになります。
特に内部容量が少ないiPhoneを使用しているユーザーにとっては大歓迎の機能といえますね。
AppleはiPhoen6s/6s Plusで16GBという容量モデルをとりやめ、32GBモデルから展開するのではないかと噂されていましたが、結果的に16GBが残りました。その理由はこの「App Thinning」にあるとも考えられますので期待できる新機能です。
Source:MacRumors、http://iphone-mania.jp/news-88323/
(クロス)