アップルの公式サイトで、初代iMacと、最新のiMacとを比較した「あの時と今」という特設ページが公開されています。
17年でiMacは大きく進化した
この特設ページ「あの時と今」は、アメリカで先立って公開されており、iPhoneManiaでもご紹介した「Then and Now」の日本語訳となっています。
NeXTによる買収でアップルに復帰することなったスティーブ・ジョブズが手がけた新作、それがこのiMacでした。それまでにアップル製品に見られた無骨なデザインは影を潜め、1998年に発売されたボンダイブルーのiMacは、半透明のカラフルな配色と奇抜なデザインが採用されていたため、大きな人気を博しました。
デザインだけではなく、スペックがPowerPC G3(233MHz)、メモリが32MB、内蔵ストレージが4GBという堅牢な内容だったうえ、既存のPCでは当たり前だった様々な規格のポートを思い切って取り払い、USB規格を1本に絞ったという点でも画期的でした。現在、こうしてUSBが台頭しているのは、初代iMacの大ヒットによるところが大きいかも知れません。
17年が経過し、62,000倍も進化したグラッフィクスに代表されるようなスペックの進化だけでなく、画像からも分かるように、iMacのフォルムもまた、原型を留めないほどに、大きく変貌を遂げました。
しかし、常にユーザーに驚きと感動を与えるべく、揺るぎないこだわりを持って、アップルがデスクトップコンピュータを作り続けてきたという事実は、17年前から変化していないように思えます。
Source:Apple,ASCII、http://iphone-mania.jp/news-89641/
(kihachi)