以前からiPhone ManiaではiPhone6/6 Plusの不具合について取り上げてきましたが、今回新たな不具合かと見られる事象が自身のiPhoneでも生じましたのでご紹介します。
問題となっているのは、バイブが鳴った際や、本体を振ってみた際に何かが入っているようなカチカチという異音がなる不具合です。購入当初は特になかった(気が付かなかったのかもしれません)のですが、先日(気付いて)気になり始め、調べるうちにこの音の原因が見えてきました。
搭載モーターの違いから内部のネジに緩み?
調べを進めると、どうやらこの異音は筆者単独の問題ではないようで、短文投稿サイトTwitterにおいても同様の不具合を訴える方がいることが確認できました。この問題について、海外のレントゲン会社がヒントとなる動画を公開しています。
この動画を確認するとiPhone5sとiPhone6/6 Plusでは、バイブを鳴らす際に異なるモーターが採用されています。まずはiPhone5sのモーターがこちらです。
動画のなかではRotary Motor(回転モーター)と表現されていますが、その名の通り、回転することによりバイブを生み出すことが特徴のようです。モーターが回転している様子についてもレントゲン写真で写されています。
次にiPhone6 Plusの搭載モーターに関する紹介です。
こちらは動画のなかで、Linear Motor(リニアモーター)と表現されています。
画像を見ても分かる通り、こちらはモーターが振動を与える、というよりは全体が一様に振動することが特徴です。結果として、この全体への振動により、内部のネジが緩みカチカチというような音が発生している可能性が高い、とされています。
同様の不具合を経験した方のTwitterへの投稿を見ていると、どうやらApple Storeに持ち込めば新しいiPhoneに交換してもらえる模様です。気になっていた方は、一度Apple Storeに相談してみることをおすすめします。
参照元:YouTube
執 筆:クロス