近日中に発売される予定のiPad Proですが、国家通訊伝播委員会(NCC)の認証通過資料から、台湾メーカーが製造を受託し、製造自体は中国で行っていることが明らかとなりました。
iPad Proは中国の工場群で製造
iPad Proは、10月30日付で国家通訊伝播委員会(NCC(※))の認証を通過していますが、その認証通過資料からは、iPad Proの製造をFoxconn・Pegatron・Compalの3台湾メーカーが受託していると判明しました(※国家通訊伝播委員会とは、中国(台湾)の電信、通信、放送事業を監督する独立行政機構のことを指します)。
認証通過資料によりますと、iPad Pro Wi-Fi + Cellular モデルの製造工場はFoxconn Technology Group傘下のHon Hai Precision Industry・FuTaiHua Industrial Shenzhen・Honghujin Precision Electronics ChengduとPegatron傘下のProTek Shanghai、さらにCompal Electronics傘下のCompal Communications Nanjingとなっています。
これらの事実から、iPad Proは台湾メーカーが製造を受託、製造自体は中国工場で行われているということになります。なお、Foxconn傘下の一工場を除いては、すべての工場でiPadシリーズの製造実績があります。
現在のところiPad Proは米メディアの報道により11月11日に発売するという説が有力となっており、Appleの製品群の中で低迷しているiPadシリーズの販売数底上げが果たせるか注目を集めています。
Source:NCC、http://iphone-mania.jp/news-91333/
(クロス)